草間彌生 フォーエバー現代美術館 |
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2018年 02月 25日
土曜日、友達と
祇園の花見小路の 「祇園甲部歌舞練場」で開催中の 「フォーエバー現代美術館コレクション 行ってきました〜〜 ここは「都をどり」を見に来るところ、 普段は舞妓さんや芸鼓さんが舞いを練習したり お披露目されたりするところで その「都をどり」も 100年以上ここで上演されてきましたが 現在、歌舞練場は改修工事中で2016年から 「都をどり」は京都芸術劇場で開催されています。 (チケットはこちら!) そんな歌舞練場本館のお隣にある 「八坂倶楽部」は「都をどり」の時は 舞妓さんがお抹茶を出してくださる場所でした あの「草間彌生」さんの個展が ここで開かれているということで 2月25日で終了するので駆け込みギリギリで 観に行ってきました! ほら!見て! この巨大カボチャのオブジェをっ! 歌舞練場の前にドッカーーン!と 鎮座していました は〜い 靴を脱ぎますよ〜 入ってすぐの 第1展示室の作品と一部作品は写真撮影OKでした これは代表作のひとつ 「YELLOW TREES」1992年の作品です 162×390cm 草間さんの個展のタイトルは 「永遠」「無限」「魂」 国立新美術館では52万人を動員しました。 草間さんのお年は88歳! 1957年から ニューヨークを拠点に、活躍の場を世界に広げ 当時ミニマルアートと呼ばれる 単純な幾何学的形態の構造のアートが ムーブメントを起こしていました。 草間さんは そんなポップアート、キネティックアートの 先駆けとなられました。 代表的な水玉(Dots)がどのように生まれ、 どのような形に展開していかれたのか、 1950年に制作されたものから現在のものまで 80点あまりの作品が展示されています。 これはこの個展を紹介した 京都新聞です 現在の草間さんのお姿が… すてき✨ 奇抜な黒や黄色の幾何学模様が有名ですが 初期の作品にはこんなものも。 色もいいなぁ〜 草間さんが作品を描かれている姿を 昔 テレビで拝見しました。 つい先日も松本幸四郎さんと テレビに出演しておられましたが、 88歳とは思えないパワー! コツコツコツコツ、黙々と水玉を 描いておられました。 そんな緻密な描き方の作品もあれば、 百科図鑑を使ったコラージュもあって 私はコラージュも好きでした 特に「貝」がよかったな〜〜 他にも エッチングやシルクスクリーンを使っての 表現も数多く作品にしておられます。 蝶、ドレス、靴、花、 様々な身近なモチーフが ラメを使ったり、カラフルな配色で 大胆な構図で描かれていました。 最後の展示室では 既成の手漕ぎボートに 無数の布製の突起物を張り付けた作品が登場! 普通のボートは沈み、いつか失われるが、 無数の水玉でボートを覆うことで 永遠の乗り物に変換される… という表現なのだそう 草間さんの魂をこのボートに乗せて 永遠の世界に向かっていかれるのでしょう ミュージアムショップには たくさんの草間ワールドなグッズが! そしてミュージアムカフェもあります メニューを見て! かわいいでしょう 「水玉スイーツ」たちです さてさて ここはめったに入れなかった 八坂倶楽部。 トイレだってプレートこんなに かわいいんだから! これは趣味の写真 笑 これは庭園から見た八坂倶楽部です 素敵な建物でしょう〜〜 これからしばらくの間、 フォーエバー現代美術館として 様々な展覧会が行われます。 館内は展示室の他に、 庭園にも出られるようになています。 2階から見た庭園です 廊下にはお庭を見ながら 坐禅できるようになっています 窓にはこんな案内も。 モデルさんも外人さんってことで、 てっきり 海外の旅行者向けの案内かと思いましたが 全部日本語 笑 ホワイ⁇ これが庭園です 寒い季節だからこんな感じですけど、 桜の季節はそれはもう枝垂れ桜があって 素晴らしいんです。 前回来たのは娘を連れて「都をどり」を 見にきた時です 桜がすてきでした! このお庭には都をどりの抹茶付きの券を 購入しないと入れないんですよ〜 お庭の池には鯉も泳いでるんだから〜 いい色だから激写! 歴史のある建物と 京都らしい情緒たっぷりの場所で こんな斬新な現代アートと融合されるとは! 両方堪能できて本当に観られてよかった! ああ〜〜この提灯も大好き 八坂倶楽部の建物の天井板にも このお団子模様が描かれていました 提灯に描かれている模様は 各、花街によって違います。 花見小路の通りにも この提灯がいっぱ〜〜い! 欲しい〜〜 今日で終了する 草間彌生さんの個展ですが、 なんかね、 3月10日から4月30にちの間、 都をどりの衣裳や写真や映像の展示と 草間さんの作品が一緒に観られる 特別展が開かれるそうです! 4月は舞妓さんや芸鼓さんの舞いも披露されます! カフェでは引き続き、 水玉メニューも楽しめるんだそうですよ! グッズも買えます ぜひぜひ 見逃された方はリベンジしてくださいね .
by muttan625
| 2018-02-25 14:06
| 絵 日本画
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