2016年 08月 04日
「京滋オープン 2016」がんばったよ |
8月3日は
滋賀県の「甲賀カントリー倶楽部」で
「2016年 京都 滋賀オープンゴルフ選手権」が
行われました
6月に行われた3回にわたる予選を通過した
アマチュア 124人
(関西ゴルフ連盟(KGU)に
加盟のゴルフ場に所属する
男子ハンディキャップ15までのプレーヤー)
プロ 59人
(2015年度大会の5位タイまでの成績、
シード権を持つプロの選手)
によって 本戦が行われました。
この京滋オープンに今年も相方が出場しました。
ええっ?相方ってプロゴルファー?
って思うよね
( ていうか劇団四季の俳優じゃ??
って思ってくださっていた方は…
びっくりですよね またいつかお話ししますね )
相方は
幼い頃からゴルフを始め、
名門だった平安高校でゴルフ部の主将をつとめ、
高校生の頃から数々の大会に出場してきました。
大学生の頃の大きなケガで
プロの夢をあきらめましたが
仕事をしながらトップアマチュアとして
これまで競技ゴルフ一筋に闘ってきました。
2006年には
「GDOアマチュアゴルフ選手権」で優勝して、
アマチュアの日本一になったことがあるのです
(オフィシャルハンディは2)
しかーし!私は
ゴルフのことは、さっぱりわからなくて、
やったこともございません。
中学1年からの同級生である相方が
ずっとゴルフやってたのは応援してたけど
私は 興味なくて...
でも初めて相方の試合について
コースを一緒に回った時は、
今までの「ゴルフ」の概念を
大きく変える体験でした。
おじさんの趣味?ぐらいなイメージでしたが
もとはスコットランド発祥の
紳士のための由緒あるスポーツです。
1球に向かってどんどん突き進んで行く
スピード感、はりつめた空気!
(おじさんとお姉さんの
接待ゴルフもあるかもしれないけど、笑)
これは完全にスポーツです!
コースで実際に見て初めてわかりました。
私みたいに、
ゴルフってどんなことするの? って
全然わからない方のためにご説明します
まず
「コースでゴルフをする」ってどんなの?
土地の自然を生かして作られた、
アップダウンのある18からなるコースを
プロなら4時間ほどかけて回り、
スコアを競います。
18あるホールに規定打数の 3〜5打で、
ボールすべて入れられると
およそ 72打が基準となるスコアになります。
とにかく、ホールを目指して、
少しでも少なく打っていけばいいんです。
説明がちょっとざっくりしすぎたかな 笑
さてさて、
語ると長文になりそう
とにかく「百聞は一見に如かず」ってことで
ここらで
京滋オープン会場に向かいましょう!
まずはウォーミングアップです。
本来なら大きな試合会場ではその会場で行います。
プロも試合の時は
たくさんの選手が一緒に
ウォーミングアップでボールを打ちます
数年前の滋賀で行われた「パナソニックオープン」で、
石川 遼 選手を見に行った時も、
試合が始まる前はもちろん、
試合後もガンガン打ち込んでおられました。
選手のストイックさが ひしひし!
大会のプロの選手の練習風景は必ず見た方がいい!
フォームも研究できます。
会場に練習場がない時は
各選手はそれぞれ
近くにある大会から指定された
ゴルフ練習場に行ってボールを打ちます。
( 遼君の後にオレを載せるなって言われそう 笑 )
本戦会場には
パターを練習するところも必ずあるので
始まる前ここでパッティングの練習です。
「京滋オープン」のおもしろさは
プロとアマが一緒の組でコースを回るんです
アマ3人にプロ1人の、
4人でひと組です。
各組の選手の名前に色が付いてるのがプロです。
高校生も多く出場しています。
シニアもいらっしゃいます。
後半トッププロの選手の組が増える中、
相方の組にはプロ2人が入っています。
でも今回、
同じ組のアマチュア選手がお一人欠場になって、
プロ2人とで 3人で回ることに。
相方は最終組に近い、
13時 INコースのスタートです。
2組うしろに小平選手がおられます。
会場には選手の他に
ギャラリー(お客さん)もいっぱい
人気の有名選手が多いと、
ギャラリーの数もすごいんです。
ま、とにかくお昼食べようぜ ってことで
クラブハウスでご飯です。選手しか入れないところ。
なんと!
私の真っ正面に
小平 智 選手と
矢野 東 選手が。
矢野選手は今までの京滋オープンで
何度もお目にかかっています
小平選手は女子プロの古閑 美保選手の彼なんです
いいな〜
いきなり男前なお二人の隣のテーブルで
牛肉重をがっつり食べる私です
「体力持たないもんな〜」(応援だけやろ〜)
この試合には
プロゴルファーである
相方の弟くんも出場しています。
やす君 がんばって〜〜!
カッキーン!
ひえー!さすがプロ!すごい飛んで行きます。
さてさて
この1打目を打つティグランドからスタートです。
打ったらさくさく
前へ前へとガンガン進んで行きます。
ギャラリーはカートの進む道を
カートの邪魔にならないように一緒にレッツラゴー!
ぼやぼやしてると、どんどん置いて行かれます
待ってぇ〜〜〜
もうね、山あり谷あり川あり、
本当にすんごい歩きます。
スニーカーで運動する格好で いどまなくちゃ!
選手の乗るカートは自動でも動きます
キャディさんがいる時はキャディさんが
リモコンで遠隔操作で進ませます。
コンクリートの道の下に
センサーが埋まってるんだって〜
ディズニーランドみたいに勝手に動くよ
おもしろ〜い!
あ、でもね
もちろんギャラリーはカートには乗れませんよ
カートの前は歩かないように
邪魔しないようについて行かなきゃ。
京滋オープンで
プロのご家族やお友達が一緒に
コースを回られるのは多くありませんが、
アマチュア選手の家族や仲間が
ついて回ることはあります。
ゴルフ場は大会でギャラリーとして入る以外、
普段はゴルフをプレイする人以外は、
コースに入ることはできませんから!
こうしてコースを回れるなんて
めったにない機会なんです。
ゴルフのスコアカードは
同じ組の自分以外の誰かのスコアをつけるんです
他のプレイヤーのこともちゃんと見ないとね
これとは別に
プロのトーナメントでは
選手が手元にメモみたいなの見てるでしょう?
あれは
「ピンポジション」と、
「コースメモ」を参考に、
まるで数学してるみたいに
フロントエッジからピンまでの距離や、
グリーンの奥行きなどを計算し、
傾斜や風の向きを読んで
歩数などで量りながら何ヤードか考えて打ってるんです。
それを「コースマネージメント」と言います。
あの広大な丘にどうやって打って行くの?って
疑問が解けました。
入念に調べて計算して
自分の打つ球も正確にコントロールできないとダメだよね
すごい!
選手は自分のボールも用意します。
相方はキャロウェイのボールね、
マジックでマークをつけて
他の選手と違いをつくっておきます。
黄色いボールも まぁいらっしゃいますが
圧倒的に白いボールです
でもよく見えるなぁ 見る角度によっては
全く確認できません。
目をきたえとかなくちゃね〜!
老眼デビューした相方も さすが
「ちゃんと見えてる」らしい
プロの試合ではたっくさんのギャラリーが
グリーンを囲みます
どんなにたくさんの人が押し寄せていても
プレイ中は物音一つたてちゃいけない!
選手がアドレスに入ると
グリーンは静寂に包まれます。
どんな音だって選手に聞こえちゃいますよ
ため息もね 笑
お腹がキュルルル〜って鳴ったりして
ドキドキ
コースには池もあって
ウォーターハザードといいます。
鯉はんだっているんだから〜
富士山のあたりには池のきれいなコースもあるけど
遼君がABCゴルフクラブの18番ホールで
池の中からのミラクルショットもありましたが
ちょっとこの池には入りたくないね〜
ここの鯉はんの暮らしはどうかな〜? 笑
おおおっ、
ここはホールインワンが狙えるコース
大会などでは
コースに賞金が出るものが設定されています。
Wiiスポーツのゴルフみたいに
谷越えのコースなんかもあるんだよ
ホールインワンしたら1000000円だよ〜!
あの遠い丘の上から打つんです
ここはドラコン賞のホール。
ヘアウェイに一番飛ばした人に賞金が出るホール
300000円だって〜 おしかったね〜
ところどころにこうしてカメラがスタンバイ
京滋オープンの様子は
8月下旬にKBS京都で放送されます。
もう、私は
カメラマンが後ろの池にはまるんじゃないかと
そればっかり気になっていた 笑
足元、折りたたみのパイプ椅子て!!
ギリギリやん 笑
ちょっとカメラマンの池ポチャも
見てみたいなって 笑
プロも一緒の試合ですが
さすがに前の組を待つことも。
ゴルフをする時、プレイにかける時間は
ハーフを2時間15分以内で
プレイするという約束があります。
プレイ中にショットの前などに
あまりに長く時間をかけると
スロープレイといってペナルティがあります。
これは何だろう?
各ホールのどこかに存在しています。
退屈しちゃった時のための
子どもさんの砂場じゃありませんよ
「目土」(めつち)って言うんです
芝に掘られてしまった穴(ディボット)を
埋めるための砂です。
これは そんな砂の迷宮。
いやんバンカー
(さんまちゃんのひょうきん族時代のネタが忘れられない)
ボールがバンカーに入ることだってしばしば!
ズバッっと打ったら
自分で砂を野球部が使うトンボみたいなので
ちゃんとならします。
プロの試合では
キャディーさんがやってくれてるよね
しかし、キャディさんって
すごい大変な仕事だな〜
各選手のクラブをさっさとチョイスして渡し、
打ち終わったらミニバケツの水で
チャチャッとクラブのヘッドを洗い、
拭き拭きしながら、各選手の
ヘッドカバーを間違わずにつけます。
カートには様々なキャディグッズが
搭載されているのを見逃しませんでした。
「このグリーンはあたしが仕切るぜ!」
って感じでひとつの過ちも残しません。
前の組が終わるのをチェックし、
距離や芝の目について的確なアドバイスを出してくれる人も。
ギュイーンとはるか彼方を飛んで行く
球の行方もバッチリ見てらっしゃいます。
ときどき
「ファーーーーーーーー!」
ってでっかい声も出さなきゃいけないしね 笑
石川遼選手の「ファーー!」って叫ばれたボールが
たまたまギャラリーのいる、ロープの内側、
(プロの試合でギャラリーが入場できる時は
グリーンの外にロープが張ってあります)
私の真ん前に落ちて、
スタスタと遼君が目の前にやってきて
目の前でズッパーーーーって
球を打たれたのを見たことも
感動! 笑
王子が向こうから目の前にやって来てくれたっ!
そのまま連れ去ってほしかったっ
ああ〜それにしてもしんどい!
何キロ歩いたかな〜〜
7、8Kmは歩きましたよ
げげげっ!何あの坂っ! 笑
もうこの坂で一気に体力消耗!
コースの中には茶店があって、
プレイヤーの水分補給のために
なくてはならないオアシスです!
ガリガリ君だってあります。
雷が鳴って避難するための小屋はあちこちにあります
オロナミンCを買ってもらって
(選手に買わせるなって?)
ちょっとワープして先回りして休憩。
こんな時は無印の梅の飴を食べて元気出そう
あ〜
夕方になってくると
ヒグラシの鳴き声だけが響きます。
いいな〜 だ〜れもいない
トンボもたくさん飛んでいます。
しかもオニヤンマクラスの。
私も獲物かかえたオニヤンマに激突されました。 笑
こえ〜〜
コース内には午前中はバンビのような鹿も出現!
タヌキだって出るんだから。
でも芝の上は清潔。鹿の糞ぐらい。笑
潔癖ですが、草食動物の糞は まぁOK…かな
おそろしいのは
すごい大きい音とスピードで
ブゥゥゥゥーーーーーーンと
飛んでくるアブみたいなのや、
目の前をチラチラ飛び回る小さいハエみたいなの。
選手も悩まされます。
あ〜やっとみんなが来た〜!
さ〜行くぞ〜あと少し〜〜
選手の打つ目線で撮影させてもらいました
本当はゴルフ場でカメラは御法度!
特にプレイヤーを撮影してはいけません
プロカメラマンであっても
ショットの瞬間は選手がクラブを振り下ろすまで
絶対に撮影は許されません。
ほほう、この黒いでっかいボールの間で
(ティーマークといいます)
ティーショットを打つんだね!
信楽カントリーは
信楽焼のたぬきさんが目印だったな〜
プロの競技ではこんなふうに
何ヤードか、書いてあります
このホールで
ホールインワンした選手の記念樹が
あちこちに植わってます。
同じ組の足立佳樹選手は34歳ぐらいだったかな、
西高出身なんだって
相方がスコアを担当したこの足立選手は
この日、成績ばつぐんで6アンダー!
なんとこの後、プレイオフの優勝争いに!
夕方のグリーンも美しいね
一番美しく見える時間帯、
早朝や夕暮れ時に
コースの写真撮影が行われたりするんだって
クラブハウスに帰ってきたらもう6時すぎぐらい
選手の成績がボードにはり出されます
最終組が帰ってきます。
相方は思うような成績が出せなかったようで?
悔やんでいました。
私はすごいと思うんだけどな〜
これはスコアの結果ではなく、
予選を勝ち抜いてギャラリーの中で
プロと闘うプレッシャー
あそこの立った人にしかわからないかもね
頑張ったよね
本当にみなさんお疲れ様でした。
お世話になったキャディさんが
同じ組で回っていた河井博大選手のサインボールをもらって
大はしゃぎしていた。
そんな選手だったのか…
河井選手は広島出身で瀬戸内高校だったんだって
数年前の日本プロ選手権のチャンピオンです
有名選手が続々とクラブハウスに戻ってきます。
相方の後輩でもある
平塚哲二選手と話します
平塚選手はこの甲賀カントリークラブがホームグラウンド。
でも調子が出なかったみたいです。
そんなこともあるんだね
前の日に仲良しな矢野選手たちと
祇園でお酒飲みすぎちゃったかな〜 笑
この後も行く〜って 笑
今回の大会の
ベストスコアは6アンダーの66、
同じ組で回った足立選手も入っています。
4人のプレイオフに
ボールが見えないんじゃないの?ってぐらいの
夕暮れにスタートしたプレイオフ。
結果は 劇的なチップインイーグルで
優勝が六峯 武 プロ
初優勝です
そしてベストアマは高校1年生の
林 重翔 選手
16歳ですよ〜!
すごいね〜楽しみです
ゴルフの後は...
クラブハウスにはこんなふうに
靴の汚れを落とすところも。
ゴルフをしない私たちには
初めて見るような謎な場所だよね 笑
クラブハウスから出る時は
選手のキャディバッグのクロークから
私はあんな重たいキャディバッグかつぐの無理!
あんなにたくさんあるクラブを
使いこなせそうもないし。(クラブは14本以内ね)
でも道具から入るとして...買うなら
その昔に遼君が使っていた、
ヨネックスのチョコレート色のバッグが欲しかった。
今は遼君のスポンサーはキャロウェイだし、
もう最近はヨネックスもウエアも全然なんだけど
遼君のいたころのヨネックスは好きでした
でもなかなか
ゴルフウエアでいいなと思うのがありません。 笑
格好から入りたいのにな〜 な〜んて
クラブハウスを出たらもう7時でした
夕焼けの雲が美しい
仕事を終えたキャディさん達も駐車場に座り込んで
この夕焼けを見ておられました。
京都に帰って
焼肉を食べて帰りました イエー
いっぱい歩いたのでヘトヘトでした。
どんな遠くに飛んだ球でも、
次のショットでピンで寄せられなければ
何度もたたいてしまうことになるし、
飛距離がなくてもパターで入れられれば
球数も結果少ないし...
あの時の一打、一打、
結果としてのスコアはみんな同じ一打です
でも一打が大きな大きな差になります。
その一打に
自分との闘いで挑む選手の姿は
私たちが抱く
「ゴルフ」の概念をくつがえされます。
ゴルフのおもしろさ、難しさを
今回もこの試合で
あらためて感じることができました。
.
滋賀県の「甲賀カントリー倶楽部」で
「2016年 京都 滋賀オープンゴルフ選手権」が
行われました
6月に行われた3回にわたる予選を通過した
アマチュア 124人
(関西ゴルフ連盟(KGU)に
加盟のゴルフ場に所属する
男子ハンディキャップ15までのプレーヤー)
プロ 59人
(2015年度大会の5位タイまでの成績、
シード権を持つプロの選手)
によって 本戦が行われました。
この京滋オープンに今年も相方が出場しました。
ええっ?相方ってプロゴルファー?
って思うよね
( ていうか劇団四季の俳優じゃ??
って思ってくださっていた方は…
びっくりですよね またいつかお話ししますね )
相方は
幼い頃からゴルフを始め、
名門だった平安高校でゴルフ部の主将をつとめ、
高校生の頃から数々の大会に出場してきました。
大学生の頃の大きなケガで
プロの夢をあきらめましたが
仕事をしながらトップアマチュアとして
これまで競技ゴルフ一筋に闘ってきました。
2006年には
「GDOアマチュアゴルフ選手権」で優勝して、
アマチュアの日本一になったことがあるのです
(オフィシャルハンディは2)
しかーし!私は
ゴルフのことは、さっぱりわからなくて、
やったこともございません。
中学1年からの同級生である相方が
ずっとゴルフやってたのは応援してたけど
私は 興味なくて...
でも初めて相方の試合について
コースを一緒に回った時は、
今までの「ゴルフ」の概念を
大きく変える体験でした。
おじさんの趣味?ぐらいなイメージでしたが
もとはスコットランド発祥の
紳士のための由緒あるスポーツです。
1球に向かってどんどん突き進んで行く
スピード感、はりつめた空気!
(おじさんとお姉さんの
接待ゴルフもあるかもしれないけど、笑)
これは完全にスポーツです!
コースで実際に見て初めてわかりました。
私みたいに、
ゴルフってどんなことするの? って
全然わからない方のためにご説明します
まず
「コースでゴルフをする」ってどんなの?
土地の自然を生かして作られた、
アップダウンのある18からなるコースを
プロなら4時間ほどかけて回り、
スコアを競います。
18あるホールに規定打数の 3〜5打で、
ボールすべて入れられると
およそ 72打が基準となるスコアになります。
とにかく、ホールを目指して、
少しでも少なく打っていけばいいんです。
説明がちょっとざっくりしすぎたかな 笑
さてさて、
語ると長文になりそう
とにかく「百聞は一見に如かず」ってことで
ここらで
京滋オープン会場に向かいましょう!
まずはウォーミングアップです。
本来なら大きな試合会場ではその会場で行います。
プロも試合の時は
たくさんの選手が一緒に
ウォーミングアップでボールを打ちます
数年前の滋賀で行われた「パナソニックオープン」で、
石川 遼 選手を見に行った時も、
試合が始まる前はもちろん、
試合後もガンガン打ち込んでおられました。
選手のストイックさが ひしひし!
大会のプロの選手の練習風景は必ず見た方がいい!
フォームも研究できます。
会場に練習場がない時は
各選手はそれぞれ
近くにある大会から指定された
ゴルフ練習場に行ってボールを打ちます。
( 遼君の後にオレを載せるなって言われそう 笑 )
本戦会場には
パターを練習するところも必ずあるので
始まる前ここでパッティングの練習です。
「京滋オープン」のおもしろさは
プロとアマが一緒の組でコースを回るんです
アマ3人にプロ1人の、
4人でひと組です。
各組の選手の名前に色が付いてるのがプロです。
高校生も多く出場しています。
シニアもいらっしゃいます。
後半トッププロの選手の組が増える中、
相方の組にはプロ2人が入っています。
でも今回、
同じ組のアマチュア選手がお一人欠場になって、
プロ2人とで 3人で回ることに。
相方は最終組に近い、
13時 INコースのスタートです。
2組うしろに小平選手がおられます。
会場には選手の他に
ギャラリー(お客さん)もいっぱい
人気の有名選手が多いと、
ギャラリーの数もすごいんです。
ま、とにかくお昼食べようぜ ってことで
クラブハウスでご飯です。選手しか入れないところ。
なんと!
私の真っ正面に
小平 智 選手と
矢野 東 選手が。
矢野選手は今までの京滋オープンで
何度もお目にかかっています
小平選手は女子プロの古閑 美保選手の彼なんです
いいな〜
いきなり男前なお二人の隣のテーブルで
牛肉重をがっつり食べる私です
「体力持たないもんな〜」(応援だけやろ〜)
この試合には
プロゴルファーである
相方の弟くんも出場しています。
やす君 がんばって〜〜!
カッキーン!
ひえー!さすがプロ!すごい飛んで行きます。
さてさて
この1打目を打つティグランドからスタートです。
打ったらさくさく
前へ前へとガンガン進んで行きます。
ギャラリーはカートの進む道を
カートの邪魔にならないように一緒にレッツラゴー!
ぼやぼやしてると、どんどん置いて行かれます
待ってぇ〜〜〜
もうね、山あり谷あり川あり、
本当にすんごい歩きます。
スニーカーで運動する格好で いどまなくちゃ!
選手の乗るカートは自動でも動きます
キャディさんがいる時はキャディさんが
リモコンで遠隔操作で進ませます。
コンクリートの道の下に
センサーが埋まってるんだって〜
ディズニーランドみたいに勝手に動くよ
おもしろ〜い!
あ、でもね
もちろんギャラリーはカートには乗れませんよ
カートの前は歩かないように
邪魔しないようについて行かなきゃ。
京滋オープンで
プロのご家族やお友達が一緒に
コースを回られるのは多くありませんが、
アマチュア選手の家族や仲間が
ついて回ることはあります。
ゴルフ場は大会でギャラリーとして入る以外、
普段はゴルフをプレイする人以外は、
コースに入ることはできませんから!
こうしてコースを回れるなんて
めったにない機会なんです。
ゴルフのスコアカードは
同じ組の自分以外の誰かのスコアをつけるんです
他のプレイヤーのこともちゃんと見ないとね
これとは別に
プロのトーナメントでは
選手が手元にメモみたいなの見てるでしょう?
あれは
「ピンポジション」と、
「コースメモ」を参考に、
まるで数学してるみたいに
フロントエッジからピンまでの距離や、
グリーンの奥行きなどを計算し、
傾斜や風の向きを読んで
歩数などで量りながら何ヤードか考えて打ってるんです。
それを「コースマネージメント」と言います。
あの広大な丘にどうやって打って行くの?って
疑問が解けました。
入念に調べて計算して
自分の打つ球も正確にコントロールできないとダメだよね
すごい!
選手は自分のボールも用意します。
相方はキャロウェイのボールね、
マジックでマークをつけて
他の選手と違いをつくっておきます。
黄色いボールも まぁいらっしゃいますが
圧倒的に白いボールです
でもよく見えるなぁ 見る角度によっては
全く確認できません。
目をきたえとかなくちゃね〜!
老眼デビューした相方も さすが
「ちゃんと見えてる」らしい
プロの試合ではたっくさんのギャラリーが
グリーンを囲みます
どんなにたくさんの人が押し寄せていても
プレイ中は物音一つたてちゃいけない!
選手がアドレスに入ると
グリーンは静寂に包まれます。
どんな音だって選手に聞こえちゃいますよ
ため息もね 笑
お腹がキュルルル〜って鳴ったりして
ドキドキ
コースには池もあって
ウォーターハザードといいます。
鯉はんだっているんだから〜
富士山のあたりには池のきれいなコースもあるけど
遼君がABCゴルフクラブの18番ホールで
池の中からのミラクルショットもありましたが
ちょっとこの池には入りたくないね〜
ここの鯉はんの暮らしはどうかな〜? 笑
おおおっ、
ここはホールインワンが狙えるコース
大会などでは
コースに賞金が出るものが設定されています。
Wiiスポーツのゴルフみたいに
谷越えのコースなんかもあるんだよ
ホールインワンしたら1000000円だよ〜!
あの遠い丘の上から打つんです
ここはドラコン賞のホール。
ヘアウェイに一番飛ばした人に賞金が出るホール
300000円だって〜 おしかったね〜
ところどころにこうしてカメラがスタンバイ
京滋オープンの様子は
8月下旬にKBS京都で放送されます。
もう、私は
カメラマンが後ろの池にはまるんじゃないかと
そればっかり気になっていた 笑
足元、折りたたみのパイプ椅子て!!
ギリギリやん 笑
ちょっとカメラマンの池ポチャも
見てみたいなって 笑
プロも一緒の試合ですが
さすがに前の組を待つことも。
ゴルフをする時、プレイにかける時間は
ハーフを2時間15分以内で
プレイするという約束があります。
プレイ中にショットの前などに
あまりに長く時間をかけると
スロープレイといってペナルティがあります。
これは何だろう?
各ホールのどこかに存在しています。
退屈しちゃった時のための
子どもさんの砂場じゃありませんよ
「目土」(めつち)って言うんです
芝に掘られてしまった穴(ディボット)を
埋めるための砂です。
これは そんな砂の迷宮。
いやんバンカー
(さんまちゃんのひょうきん族時代のネタが忘れられない)
ボールがバンカーに入ることだってしばしば!
ズバッっと打ったら
自分で砂を野球部が使うトンボみたいなので
ちゃんとならします。
プロの試合では
キャディーさんがやってくれてるよね
しかし、キャディさんって
すごい大変な仕事だな〜
各選手のクラブをさっさとチョイスして渡し、
打ち終わったらミニバケツの水で
チャチャッとクラブのヘッドを洗い、
拭き拭きしながら、各選手の
ヘッドカバーを間違わずにつけます。
カートには様々なキャディグッズが
搭載されているのを見逃しませんでした。
「このグリーンはあたしが仕切るぜ!」
って感じでひとつの過ちも残しません。
前の組が終わるのをチェックし、
距離や芝の目について的確なアドバイスを出してくれる人も。
ギュイーンとはるか彼方を飛んで行く
球の行方もバッチリ見てらっしゃいます。
ときどき
「ファーーーーーーーー!」
ってでっかい声も出さなきゃいけないしね 笑
石川遼選手の「ファーー!」って叫ばれたボールが
たまたまギャラリーのいる、ロープの内側、
(プロの試合でギャラリーが入場できる時は
グリーンの外にロープが張ってあります)
私の真ん前に落ちて、
スタスタと遼君が目の前にやってきて
目の前でズッパーーーーって
球を打たれたのを見たことも
感動! 笑
王子が向こうから目の前にやって来てくれたっ!
そのまま連れ去ってほしかったっ
ああ〜それにしてもしんどい!
何キロ歩いたかな〜〜
7、8Kmは歩きましたよ
げげげっ!何あの坂っ! 笑
もうこの坂で一気に体力消耗!
コースの中には茶店があって、
プレイヤーの水分補給のために
なくてはならないオアシスです!
ガリガリ君だってあります。
雷が鳴って避難するための小屋はあちこちにあります
オロナミンCを買ってもらって
(選手に買わせるなって?)
ちょっとワープして先回りして休憩。
こんな時は無印の梅の飴を食べて元気出そう
あ〜
夕方になってくると
ヒグラシの鳴き声だけが響きます。
いいな〜 だ〜れもいない
トンボもたくさん飛んでいます。
しかもオニヤンマクラスの。
私も獲物かかえたオニヤンマに激突されました。 笑
こえ〜〜
コース内には午前中はバンビのような鹿も出現!
タヌキだって出るんだから。
でも芝の上は清潔。鹿の糞ぐらい。笑
潔癖ですが、草食動物の糞は まぁOK…かな
おそろしいのは
すごい大きい音とスピードで
ブゥゥゥゥーーーーーーンと
飛んでくるアブみたいなのや、
目の前をチラチラ飛び回る小さいハエみたいなの。
選手も悩まされます。
あ〜やっとみんなが来た〜!
さ〜行くぞ〜あと少し〜〜
選手の打つ目線で撮影させてもらいました
本当はゴルフ場でカメラは御法度!
特にプレイヤーを撮影してはいけません
プロカメラマンであっても
ショットの瞬間は選手がクラブを振り下ろすまで
絶対に撮影は許されません。
ほほう、この黒いでっかいボールの間で
(ティーマークといいます)
ティーショットを打つんだね!
信楽カントリーは
信楽焼のたぬきさんが目印だったな〜
プロの競技ではこんなふうに
何ヤードか、書いてあります
このホールで
ホールインワンした選手の記念樹が
あちこちに植わってます。
同じ組の足立佳樹選手は34歳ぐらいだったかな、
西高出身なんだって
相方がスコアを担当したこの足立選手は
この日、成績ばつぐんで6アンダー!
なんとこの後、プレイオフの優勝争いに!
夕方のグリーンも美しいね
一番美しく見える時間帯、
早朝や夕暮れ時に
コースの写真撮影が行われたりするんだって
クラブハウスに帰ってきたらもう6時すぎぐらい
選手の成績がボードにはり出されます
最終組が帰ってきます。
相方は思うような成績が出せなかったようで?
悔やんでいました。
私はすごいと思うんだけどな〜
これはスコアの結果ではなく、
予選を勝ち抜いてギャラリーの中で
プロと闘うプレッシャー
あそこの立った人にしかわからないかもね
頑張ったよね
本当にみなさんお疲れ様でした。
お世話になったキャディさんが
同じ組で回っていた河井博大選手のサインボールをもらって
大はしゃぎしていた。
そんな選手だったのか…
河井選手は広島出身で瀬戸内高校だったんだって
数年前の日本プロ選手権のチャンピオンです
有名選手が続々とクラブハウスに戻ってきます。
相方の後輩でもある
平塚哲二選手と話します
平塚選手はこの甲賀カントリークラブがホームグラウンド。
でも調子が出なかったみたいです。
そんなこともあるんだね
前の日に仲良しな矢野選手たちと
祇園でお酒飲みすぎちゃったかな〜 笑
この後も行く〜って 笑
今回の大会の
ベストスコアは6アンダーの66、
同じ組で回った足立選手も入っています。
4人のプレイオフに
ボールが見えないんじゃないの?ってぐらいの
夕暮れにスタートしたプレイオフ。
結果は 劇的なチップインイーグルで
優勝が六峯 武 プロ
初優勝です
そしてベストアマは高校1年生の
林 重翔 選手
16歳ですよ〜!
すごいね〜楽しみです
ゴルフの後は...
クラブハウスにはこんなふうに
靴の汚れを落とすところも。
ゴルフをしない私たちには
初めて見るような謎な場所だよね 笑
クラブハウスから出る時は
選手のキャディバッグのクロークから
私はあんな重たいキャディバッグかつぐの無理!
あんなにたくさんあるクラブを
使いこなせそうもないし。(クラブは14本以内ね)
でも道具から入るとして...買うなら
その昔に遼君が使っていた、
ヨネックスのチョコレート色のバッグが欲しかった。
今は遼君のスポンサーはキャロウェイだし、
もう最近はヨネックスもウエアも全然なんだけど
遼君のいたころのヨネックスは好きでした
でもなかなか
ゴルフウエアでいいなと思うのがありません。 笑
格好から入りたいのにな〜 な〜んて
クラブハウスを出たらもう7時でした
夕焼けの雲が美しい
仕事を終えたキャディさん達も駐車場に座り込んで
この夕焼けを見ておられました。
京都に帰って
焼肉を食べて帰りました イエー
いっぱい歩いたのでヘトヘトでした。
どんな遠くに飛んだ球でも、
次のショットでピンで寄せられなければ
何度もたたいてしまうことになるし、
飛距離がなくてもパターで入れられれば
球数も結果少ないし...
あの時の一打、一打、
結果としてのスコアはみんな同じ一打です
でも一打が大きな大きな差になります。
その一打に
自分との闘いで挑む選手の姿は
私たちが抱く
「ゴルフ」の概念をくつがえされます。
ゴルフのおもしろさ、難しさを
今回もこの試合で
あらためて感じることができました。
.
by muttan625
| 2016-08-04 14:14
| 日々のできごと
|
Comments(2)
Commented
by
makiko
at 2016-08-05 21:18
x
むっちゃんカメラマンお疲れ様です~
相方さんも一打一打に真剣にプレーされたことでしょう
プレッシャーもあったでしょうね
むっちゃんの詳しい説明で私も読み入りましたよ
写真もきれいでしたよ^^
こんなふうにむっちゃんにゴルフのことわかってもらえて
相方さんも幸せですよ~
こんなふうについてきてもらえて^^
楽しかったと思いますよ~ヽ(^。^)ノ
ゴルフ場きれいなところなんですね
帰りは焼肉で元気取り戻しましたね
来年も出場してむっちゃん記者のレポートもがんばってもらわなくちゃ^^
相方さんも一打一打に真剣にプレーされたことでしょう
プレッシャーもあったでしょうね
むっちゃんの詳しい説明で私も読み入りましたよ
写真もきれいでしたよ^^
こんなふうにむっちゃんにゴルフのことわかってもらえて
相方さんも幸せですよ~
こんなふうについてきてもらえて^^
楽しかったと思いますよ~ヽ(^。^)ノ
ゴルフ場きれいなところなんですね
帰りは焼肉で元気取り戻しましたね
来年も出場してむっちゃん記者のレポートもがんばってもらわなくちゃ^^
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Commented
by
muttan625 at 2016-08-06 22:36
私のようにゴルフを知らなかった人たちが
ゴルフの試合ってこんな感じなのか!
って知っていただけたら いいなと思って
私の目線で、私の言葉で レポートしてみました
ゴルフに詳しい方がご覧になったらプププっ!
だと思うよ
ゴルフ場ってきれいでしょう?
その土地の地形をいかしながら作ってあるので
各地のゴルフ場によっておもしろさも難度も違います。
芝の刈り方も色々あって
長さや固さ、芝の流れも違っていて、
ボールがころがる早さなんかも それぞれ違ってくるの
テレビで国内男子ツアーやメジャー大会、
全英オープンなんかも見たりするんだよ
そうそう
日本でも世界でも、韓国の選手も強いよ〜おそるべしだよ
オーストラリアの選手で アダムスコット選手も
かっこいいよ
石川遼君の日本での試合をまた見たいんだ〜
また いろいろおもしろいこと発見するから
楽しみにしていてくださいね〜
ゴルフの試合ってこんな感じなのか!
って知っていただけたら いいなと思って
私の目線で、私の言葉で レポートしてみました
ゴルフに詳しい方がご覧になったらプププっ!
だと思うよ
ゴルフ場ってきれいでしょう?
その土地の地形をいかしながら作ってあるので
各地のゴルフ場によっておもしろさも難度も違います。
芝の刈り方も色々あって
長さや固さ、芝の流れも違っていて、
ボールがころがる早さなんかも それぞれ違ってくるの
テレビで国内男子ツアーやメジャー大会、
全英オープンなんかも見たりするんだよ
そうそう
日本でも世界でも、韓国の選手も強いよ〜おそるべしだよ
オーストラリアの選手で アダムスコット選手も
かっこいいよ
石川遼君の日本での試合をまた見たいんだ〜
また いろいろおもしろいこと発見するから
楽しみにしていてくださいね〜